
大切な赤ちゃんを迎えるための出産前準備。いつから準備を始めるのか、何から揃えるのか、初めてで戸惑うことも多いですよね。今回は、出産前の準備を始めるタイミングや、赤ちゃんのための必要なグッズなどをまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
出産前の準備って必要なの?

出産直前になって慌てることがないように、出産前の準備は余裕をもって進めておきましょう。出産予定が近づくと、お腹が大きくなって思うように体が動かないこともあります。体調と相談しながら、余裕をもって準備しておくことが大切です。
出産前の準備っていつからするの?

いざ出産前の準備を始めようと思っても、何から揃えたらよいのでしょうか?ここからは、実際に出産前の準備をする時期について見ていきましょう。
いつからするの?|ママのための出産前準備は妊娠7ヶ月を過ぎた頃から
ママのための出産前準備は、妊娠7ヶ月を過ぎた頃から少しずつ始めましょう。妊娠7ヶ月を過ぎると、悪阻が落ち着いて体調が安定するママが多くなります。一方で、妊娠後期に入るとお腹がさらに膨らんで身体が重たくなり、場合によっては出産が早まることも。
体調や身体の変化、出産のタイミングには個人差があります。いつから準備するか迷ったときは、妊娠7ヶ月を過ぎた頃の快適に過ごせるタイミングを見計らって進めておきましょう。
いつからするの?|赤ちゃんのための出産前準備も体調を見ながらゆっくりと
ママのための出産前準備と同様に、赤ちゃんのための出産前準備も妊娠7ヶ月を過ぎた辺りから始めましょう。おむつ替えグッズや沐浴グッズ、衣類など、赤ちゃんをお世話するためのベビー用品は思った以上に多いです。
妊娠後期に入ると、お腹が大きくなって思うように動けなくなることがあります。また、産後にベビー用品を揃えるとなると、赤ちゃんのお世話で大変なため時間が取れないことも。いつから準備を始めるか迷ったときは、身体に負担がかかりにくい体調のよい妊娠中の時期を選んで揃えるのがおすすめです。
【ママ編】何が必要?出産前準備

妊娠中は赤ちゃんの成長にともなって、ママの身体や体調が大きく変化します。赤ちゃんのためのベビー用品と合わせて、ママのための出産前準備も忘れずに行いましょう。
ママのための出産前準備|妊娠中
妊娠中はママになるための準備段階として、バストやお腹周りを中心に体型が変化します。そのため、体型の変化に対応した衣類を準備しておくと快適に過ごせるでしょう。お腹周りからヒップにかけてカバーしてくれるマタニティー用のショーツやブラジャーは、多めに用意しておくと安心です。
また、お腹が膨らんで体重が増えてくると、最初は身体が重く感じて歩きづらくなります。転倒防止やお腹の赤ちゃんの安全を守るためにも、歩きやすいフラットシューズを一足準備しておきましょう。妊娠線予防として、ケアクリームや保湿剤の準備も欠かせません。お腹が大きくなって寝苦しい場合は、抱き枕があると便利です。
衣類 | ケア用品 | その他 |
マタニティー用のショーツ 6枚 | 腹帯 2枚 | 円座クッション |
ハーフトップ 4枚 | サプリメント | 抱き枕 |
マタニティー用のブラジャー 4枚 | ケアクリーム | |
マタニティーのウェア 3着 | ノンカフェインのドリンク | |
マタニティー用のソックス 4枚 | 保湿剤 | |
フラットシューズ 1足 |
ママのための出産前準備|入院前
いよいよ出産が近づいてきたら、入院のための準備を始めましょう。妊娠中に必要なグッズの準備とは異なり焦る必要はありませんが、予定外に出産が早まることもあります。出産前ギリギリのタイミングになって慌てて対応することがないように、前もって揃えておきましょう。
入院中は、診察や授乳などで衣類を着脱する機会が多くあります。ボタンが多いものやぴったりしたサイズは、着脱に時間がかかって大変です。前開きタイプや全開できる、マタニティー用のパジャマを用意しましょう。また、股の部分が開閉できる産褥ショーツや産褥パッドがあると、診察がスムーズに行えて快適に過ごせます。
衣類 | ケア用品 | その他 |
産褥ショーツ 3枚 | ケアクリーム(乳頭用) | ストローキャップ |
マタニティー用のパジャマ 2着 | 産褥パッド 適宜 | タオル |
授乳用のプラジャー 2枚 | 母乳パッド 適宜 | 非常食 |
すそよけ 2枚 | 骨盤ベルト 1枚 | 洗面道具 |
靴下 2足 | スリッパ |
ママのための出産前準備|入院時
入院時はママも家族も気持ちに余裕がなく、忘れ物をしがちです。急な出産になっても対応できるように、あらかじめ入院時に必要なグッズを準備しておきましょう。準備はいつから行ってもよいですが、少なくとも妊娠9ヶ月頃までには済ませておくと安心です。
入院手続きは家族が行うことが多いため、必要なグッズを一箇所にまとめておくとスムーズです。その際、入院中に必要なグッズと入院手続きに必要なものを分けておくようにしましょう。入院時に必要なものは、病院によって異なります。心配な場合は、前もってリストを作っておくのがおすすめです。
手続きに必要なもの | その他 |
健康保険証 | 携帯電話 |
印鑑 | 筆記用具 |
母子健康手帳 | |
入院時に必要な書類 | |
入院費用 |
【赤ちゃん編】何が必要?出産前準備

出産直前になって慌てることがないように、赤ちゃんのための出産前準備も余裕をもって進めましょう。心配なときは、あらかじめリストを作っておくと安心です。
赤ちゃんのための出産前準備|衣類
衣類は、赤ちゃんのお世話をするために欠かせないアイテムです。赤ちゃんが快適な時間を過ごせるように、素材や質感にこだわったものを選びましょう。中でも、短肌着は通年通して活用します。夏は一枚で、涼しい季節は長肌着やコンビ肌着と合わせて重ね着するなど、赤ちゃんの様子を見ながら調整するのがポイントです。
最初は何を着せたらよいのか迷いますが、首が据わるまでの間は前開きのウェアがおすすめです。おむつ替えや沐浴時の着替えがスムーズに行えて、お世話が楽になります。赤ちゃんとママが快適な時間を過ごせるように、お世話がしやすく質感のよいものを選びましょう。
種類 | 枚数の目安 |
コンビ肌着 | 6枚 |
短肌着 | 6枚 |
ツーウェイオール | 5枚 |
長肌着 | 6枚 |
ロンパース | 3枚 |
ガーゼハンカチ | 10枚 |
スタイ | 6枚 |
防寒着 | 1枚 |
春 | 夏 | 秋 | 冬 |
短肌着+コンビ肌着 | 短肌着+長肌着 | 短肌着+コンビ肌着+ベスト+靴下 | 短肌着+長肌着+ベスト+靴下+防寒着 |
コンビ肌着+ロンパース | 長肌着のみ | ツーウェイオール+靴下 | 短肌着+ロンパース+靴下+防寒着+帽子 |
ツーウェイオールのみ | ロンパースのみ |
赤ちゃんのための出産前準備|授乳
赤ちゃんのお世話の中でも、特に大変なのが授乳です。体調や体質によっては、最初は思うように母乳が出なくて戸惑うかもしれません。どんな場合でも対応できるように、必要最低限の授乳グッズを揃えておくと安心です。
哺乳瓶は洗い替えすることを考えて、3本ほどを目安に用意しましょう。また、除菌や煮沸の際に使用する、洗浄ブラシや洗剤も合わせて購入しておくと便利です。授乳をするときに目隠しとなる授乳ケープは、1枚持っていると安心できます。母乳のみで育てることもあるため、授乳グッズは最初必要最低限のものを用意して適宜買い足すようにしましょう。
種類 | 量の目安 |
授乳用ケープ | 2枚 |
哺乳瓶 | 3本 |
哺乳瓶用の消毒液や洗剤 | 適宜 |
哺乳瓶用の洗浄ブラシ | 1本 |
哺乳瓶立て | 1台 |
赤ちゃんのための出産前準備|おむつ替え
赤ちゃんのお世話をする際に絶対欠かせないものといえば、おむつ替えグッズです。新生児の間は、少なくとも一日に5回から7回ほどのおむつ替えが必要になります。長時間肌に触れているおむつは衣類と同様に、赤ちゃんの肌に合った質のよいものを選ぶのがおすすめです。
おむつには、紙製のものと布製のものがあります。紙製のおむつは一回ごとに使い捨てできて便利なうえ、肌を衛生的に保てるメリットが。布おむつは洗う手間がありますが、ゴミの量が減らせて経済的です。それぞれのメリット、デメリットを考えて、お世話しやすいものを選びましょう。
種類 | 量の目安 |
おむつ | 紙製/1パック 布製/30枚 |
おむつ替え用のマット | 2枚 |
おしりふき | 6個 |
保湿ローション | 1本 |
赤ちゃんのための出産前準備|沐浴
沐浴は、赤ちゃんと家族の大切なスキンシップの一つです。最初は慣れなくて大変なこともありますが、手順を覚えるとスムーズに行えるようになります。抵抗力の弱い赤ちゃんは、生まれて1ヶ月ほどは感染症を防ぐためにも、単独で洗ってあげましょう。ベビーバスを使うと、赤ちゃんを抱っこしやすく入浴後のケアもしやすくなります。
赤ちゃんとママの生活リズムを整えるためにも、毎日同じ時間に沐浴するのがおすすめです。赤ちゃんに負担をかけないために、長時間の入浴は避けて10分ほどで済ませるようにしましょう。沐浴用のガーゼで身体を包んでからお湯に入れると、そのままガーゼで身体が洗えて便利です。乾燥が気になるときは、入浴後にベビー用のローションやオイルなどでケアしてあげましょう。
種類 | 量の目安 |
ベビーバス | 1台 |
沐浴用のガーゼタオル | 2枚 |
バスタオル | 2枚 |
赤ちゃん用のせっけん | 1個 |
保湿用ローションやオイル | 1本 |
赤ちゃんのための出産前準備|就寝
赤ちゃんが快適に眠れるよう、就寝用のベビーグッズ選びにもこだわりましょう。就寝グッズは、部屋の大きさや環境によって必要になるアイテムが異なります。ベビーベッドを使用する場合はスライドタイプで開閉できるものを選ぶと、おむつ替えがスムーズです。
汗をかきやすい赤ちゃんのために、敷布団や掛け布団シーツは外して洗えるものがおすすめ。また、ミルクやおもらしをしたときのために、防水シーツを用意しておくようにしましょう。スリーパーを1枚持っていると、体温調整がしやすくて重宝します。
種類 | 量の目安 |
ベビー用の布団 | 1組 |
ベビーベッド | 1台 |
防水シーツ | 2枚 |
掛け布団カバー | 1枚 |
敷布団シーツ | 2枚 |
スリーパー | 1枚 |
産後に必要なものはある?

赤ちゃんのお世話や体調の変化も重なって、何かと大変な産後。産後に必要なグッズは、いつから揃えるのがよいのでしょうか?
いつからするの?ママのための産後準備
アイテムによっても異なりますが、産後のためのグッズは少なくとも出産前までに揃えておくのがおすすめです。
いつから準備したらよいか迷ったときは、出産9ヶ月までを目安に用意しておきましょう。マザーズバッグは、退院時に必要なベビーグッズを収納する際にあると便利です。赤ちゃんを抱っこすることも考えて、両手が空くものやショルダータイプがよいでしょう。
種類 | 量の目安 |
マザーズバッグ | 1つ |
ガードル | 1枚 |
ウエストニッパー7 | 1枚 |
搾乳機 | 1台 |
いつからするの?赤ちゃんのための産後準備
赤ちゃんのために産後準備しておくと便利なグッズは、主にお出かけ用のグッズが中心となります。いつから準備するか悩んだ際は、ママのための産後グッズと合わせて遅くとも妊娠9ヶ月頃までに用意しておくと安心です。
特に、ベビーカーやチャイルドシートなどの大型のベビー用品は、出産ギリギリになって探すと欲しいタイプを購入できないことも。出産直前になって慌てることがないように、余裕をもって準備するようにしましょう。
種類 | 量の目安 |
ベビーカー | 1台 |
チャイルドシート | 1台 |
抱っこひも | 1つ |
おむつ用ゴミ袋 | 適宜 |
おもちゃ | 適宜 |
おくるみ | 1枚 |
日焼け止め | 1本 |
携帯用ミルク | 適宜 |
出産前の準備は余裕をもって進めていきましょう!

出産前の準備をいつからするか迷ったときは、妊娠7ヶ月を過ぎた辺りから始めましょう。まずは、必要最低限のものを揃えておくと安心です。大型のベビー用品は出産直前になって探すと欲しいアイテムが購入できないこともあるため、余裕をもって進めましょう。