新生児との初めてのお出かけは、楽しみな反面少し緊張してしまうものですよね。新生児と安心してお出かけするためには、外出できるタイミングや必要なものなどを知っておくことが大切です。今回は、新生児といつから出かけられるのか、用意するものと注意点もあわせて解説します。
新生児との外出のタイミングはいつから?
赤ちゃんと外出できるタイミングは生後何ヶ月頃からなのでしょうか?まずは、新生児が出かけられるタイミングを解説します。
外出のタイミングの目安は生後1ヶ月から
新生児の赤ちゃんとお出かけするなら、生後1ヶ月ほどが目安だとされています。生まれたばかりの赤ちゃんは、そのときに流行しているウイルスへの抵抗力や環境の変化に弱いのです。
体温調節機能も未熟なため、暑さや寒さに対応できず体調を崩してしまう可能性もあります。そのため生後1ヶ月後にある検診までは、なるべく外出は避けた方がいいでしょう。
まずは外気浴から始めるのがおすすめ
まずは日差しが強い時間帯や暑さ・寒さが厳しい時間を避けて、外気浴を行い外の空気に触れさせるのがおすすめです。赤ちゃんが外に慣れてきたら、短時間の買い物に連れて行ったり近所を散歩したりと、少しずつお出かけの時間を伸ばしていきましょう。
新生児との外出で用意しておきたいもの
新生児と一緒に外出するときは、赤ちゃんのお世話に必要なものを準備しておく必要があります。ここからは、新生児との外出で用意しておきたいものを紹介します。外出時に何を持っていけばいいか知りたいと悩んでいるのなら、ぜひチェックしてみてください。
ミルクセット
赤ちゃんとのお出かけには、哺乳瓶やミルク、お湯などのミルクセットを持っていきましょう。赤ちゃんは一度にたくさんのミルクを飲めないため、短時間でお腹が空いてしまいます。すぐに赤ちゃんにミルクがあげられるよう、しっかり用意しておくと安心できます。粉ミルクはあらかじめ1回分を分けておくか、個包装の使い切りタイプを持っていくと便利です。
また、粉ミルクではなく液体ミルクを持っていくのもおすすめです。缶を開けて哺乳瓶に注ぐだけですぐに赤ちゃんに飲ませられるため、温めたりお湯を入れたりといった手間を省けます。
おむつセット
おむつやウェットシート、おしり拭きなどのおむつセットも持っていきましょう。お出かけ時はおむつ替えに失敗したり、赤ちゃんの排便・排尿の回数が増えたりしがちなため、おむつを多めに持っていくと安心です。ウェットシートはおむつが汚れたときだけでなく、赤ちゃんの顔や口元を拭くときにも使えるため、ぜひ持っていきましょう。
ベビーカー
ベビーカーがあれば、新生児とのお出かけがかなり楽になります。ベビーカーにはA型とB型の2つのタイプがあり、使用が開始できる時期が異なります。生まれたばかりの赤ちゃんとお出かけする際は、新生児から使えるA型ベビーカーを選ぶといいでしょう。
赤ちゃんとのお出かけにはかなりの荷物が必要なため、収納が大きいベビーカーだと非常に便利です。カトージでは収納カゴが大きいベビーカーも取り扱っていますので、お出かけ用のベビーカーを探している場合はぜひチェックしてみてください。
抱っこ紐
新生児とのお出かけや移動では、抱っこ紐も欠かせません。何かの拍子で赤ちゃんから手を離してしまった場合、抱っこ紐をしていれば落ちてしまう心配がありません。また、抱っこ紐があれば両手が空くため、荷物の持ち運びが楽になるのもメリットです。
赤ちゃんが泣いてしまったときにすぐ抱っこできるよう、ベビーカーでお出かけする場合でも抱っこ紐を持っていくことをおすすめします。
CUDL clik
「CUDL clik」はCUDLシリーズの新モデル!ウエストベルトがワンタッチに取り付けが可能になったり、取り外し可能な小物が収納できるポーチが付属していたり、使いやすさや機能面がさらにアップしています。
nuna(ヌナ)ベビーキャリア|CUDL clik (カドルクリック)
cudl SOFTENED
「cudl SOFTENED」は4つのエルゴノミックマグネットバックルを採用しており、確実かつ簡単に抱っこ紐を装着できます。また、幅が広い固定用ウエストベルトと、パッド入りのショルダーストラップによって赤ちゃんの体重が均等に分散され、快適な状態を保つのも特徴です。風を通しやすいメッシュ素材が使われているほか日除けフードが付いているため、暖かい気候にも対応できます。
nuna(ヌナ)ベビーキャリア|cudl SOFTENED
CUDL
「CUDL」には本体に生後4ヶ月まで使える乳児用ブースターが付いているため、オプションパーツを買い足す必要がありません。また、赤ちゃんの身長に合わせて調節できるため、対面抱っこはもちろん、おんぶ、前向き抱っこにも対応しています。ジッパー付きのポケットも付いているため、ハンカチやティッシュなどのちょっとした小物の収納にも便利です。
nuna(ヌナ)ベビーキャリア|CUDL
着替え類
赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまったり、おむつ漏れがあったりしたときのために、着替え類を持っていきましょう。赤ちゃんの洋服が汚れたまま放置すると赤ちゃんの肌がダメージを受ける恐れがあるため、何枚か着替えを用意しておくと安心です。
また、赤ちゃんは汗をよくかくため、肌着も複数枚準備しておきましょう。
母子手帳
赤ちゃんと一緒にお出かけしていると、怪我をしたり急に具合が悪くなったりすることがあります。すぐ病院へ連れて行けるよう、長時間の外出時や旅行、短時間の用事であっても母子手帳を持ち歩くようにしましょう。
授乳ケープ
授乳ケープを持っていれば、授乳室がない場所でも赤ちゃんに授乳してあげられます。授乳ケープの代わりに、大きめのタオルやブランケットなどを持参するのもおすすめです。
おくるみ
赤ちゃんとの外出や移動時に便利なのが、おくるみです。おくるみはお出かけ時に赤ちゃんを寝かしつけたり、上からかけて赤ちゃんの体温調節をしてあげたりするときに活躍します。
ビニール袋
赤ちゃんとの外出時には、ビニール袋も用意しておきましょう。ビニール袋は汚れた服や、おしり拭き・おむつなどのゴミを入れるのに役立つため、複数枚準備しておくと安心です。
新生児との外出で注意するべきこと
新生児と安心してお出かけするためには、いくつか注意するポイントがあります。ここからは新生児との外出で注意するべきことを解説するので、目を通しておきましょう。
最初は短い時間にしておく
生後1ヶ月が経つと新生児とお出かけできるようになりますが、最初から長時間外出するのはやめておきましょう。ずっと家で過ごしてきた赤ちゃんにとって、お出かけで受ける刺激はかなり大きなものです。最初はベランダなどで外の風を浴びることから始めて、徐々に時間を長くしていきましょう。
赤ちゃんの生活リズムを崩さない
買い物や散歩に行くときは、赤ちゃんの生活リズムを崩さないような配慮が必要です。昼夜の生活リズムが乱れてしまうと、赤ちゃんの寝つきが悪くなったり夜泣きが激しくなったりすることがあります。授乳のタイミングや寝かせる時間を一定にして、そのリズムが崩れないようにお出かけしましょう。
直射日光を浴びないようにする
新生児とお出かけをするときは、紫外線が強すぎない時間帯を選ぶのがおすすめです。紫外線は非常に刺激が強いため、直射日光を浴びると赤ちゃんの肌がダメージを受けてしまうことがあります。どうしても昼間に出かけなくてはいけない場合は、スリングの中に赤ちゃんを入れたり日傘をさしたりなどの対策を行うと安心です。
人混みはなるべく避ける
産まれたばかりの新生児は、ウイルスへの抵抗力が弱いものです。特に生後1ヶ月からはママからもらった免疫力が少しずつ少なくなってくるため、病気にかかりやすい状態になってしまいます。赤ちゃんを病気から守るためにも、なるべく人混みを避けて外出するようにしましょう。用事を済ませるときは周りに人が少ない時間を選んだり、公園など広い場所にお出かけしたりするのがおすすめです。
真夏や真冬のお出かけには気をつける
気温が高すぎたり、低すぎたりする時間帯の外出は避けてください。新生児はまだ体温調節がうまくできないため、暑さや寒さに柔軟に対応できません。
寒い時期にお出かけする場合は、薄手の服を重ね着させてあげて、その場の気温に応じて調節できるようにしましょう。真夏にお出かけするのなら、熱中症に注意が必要です。特にベビーカーの中は熱がこもりやすいため、通気性や吸湿性に優れた肌着を着せてあげたり、こまめに水分補給をしてあげたりしましょう。外出場所には、気温が安定している所を選んであげるのもおすすめです。
また、雨の日に外出する際は赤ちゃんが濡れないよう、傘を差してあげる必要があります。レインカバーが付いているベビーカーなら、雨の日のお出かけが快適になりますよ。
内部リンク:【ベビーカー選び方マニュアル】種類や機能を知って赤ちゃんと安心しておでかけしよう!
新生児との外出は生後1ヶ月からが目安!
新生児との外出は、生後1ヶ月が経った頃が目安だとされています。長時間の外出は赤ちゃんに負担をかけてしまうため、最初は短い時間の外気浴から始めてあげましょう。また、新生児との外出では、おむつや抱っこ紐などの用意が欠かせません。今回紹介した外出できる時期の目安や用意しておきたいものを参考にしながら、新生児とのお出かけを楽しんでくださいね。