「赤ちゃんがなかなか泣き止まない」「ずっとぐずっている」こんな悩みはありませんか?本記事では、新生児がぐずる原因や赤ちゃんを泣き止ませたいときに効果的だといわれている方法について詳しく解説します。おすすめのぐずり対策や、赤ちゃんをあやすときの注意点も紹介しますので、目を通してみてください。
新生児がぐずる原因は?
新生児がぐずるのには、さまざまな原因があります。赤ちゃんがぐずる原因がわかれば、どのように対応すれば良いかもわかってくるでしょう。
お腹が空いている
生まれたばかりの新生児は一度にたくさんミルクを飲めないため、すぐにお腹が空いてしまいます。ミルクやおっぱいから時間が空いている場合は、一度授乳をしてあげると良いでしょう。
お腹が空いてぐずっていた場合、しっかりミルクをあげれば泣き止んでくれます。もしすぐに口を離したり、泣き続けたりしている場合は、別の原因でぐずっている可能性が高いでしょう。
睡眠時間が不足している
昼間にしっかり睡眠が取れていないと、睡眠の質が悪くなってしまいます。そうなると眠たいのに眠れない状態が続き、夜泣きをしたり朝方にぐずったりすることが増えてしまうのです。
環境の変化に慣れていない
退院後や実家から帰省した後などに新生児がぐずるのは、環境の変化に慣れていないのが原因だと考えられます。お世話をしてくれる家族や暮らす環境の変化は、新生児にとってストレスになることがあるのです。この場合は、赤ちゃんが環境に慣れれば次第に落ち着いてくるでしょう。
退屈している
起きてからしばらく経った昼間や夕方になると、退屈から泣き出すことがあるといわれています。おむつを替えたり授乳をしたりしても泣き止まないのなら、退屈している可能性が高いでしょう。抱っこして体勢を変えてあげたり、ベランダに出て外の風にあたったりと刺激を与えてあげると、泣き止む可能性があります。
不快感を感じている
部屋が暑かったり寒かったりする場合や、おむつが汚れていたりすると、赤ちゃんは泣いて不快感を伝えようとします。赤ちゃんがぐずり始めたらおむつや室温などを確認し、赤ちゃんが快適に過ごせているかチェックしましょう。
新生児がぐずらないようにするための対策とは?
月齢1ヶ月ほどの赤ちゃんが泣くのは仕方のないことですが、ある程度ぐずらないようにする対策はできます。そこでここからは、新生児がぐずらないための対策について解説していきます。赤ちゃんが昼間に泣き止まない、日中のぐずりが激しいと困っているのなら、こちらの対策を実践してみてください。
生活リズムを整える
起きたときにぐずる、寝るタイミングで泣くという場合は、生活リズムが安定しておらず睡眠の質が下がっている可能性が高いのです。夜は電気を消して部屋を暗くし、日中はカーテンを開けて太陽光を入れることで、生活リズムが整って泣く回数が減るでしょう。
室温をチェックする
生後1ヶ月ほどの赤ちゃんは体温調節がうまくできないため、暑かったり寒かったりすると泣いてしまいます。常に室温や気温をしっかり管理しておき、赤ちゃんが過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
おむつをチェックする
おむつが濡れていると赤ちゃんは不快感を感じて、ぐずってしまいます。おむつを触って汚れたり濡れたりしていないかチェックし、必要ならすぐに綺麗なおむつに替えてあげましょう。
ぐずる新生児を泣き止ます方法
ここからは、ぐずる新生児を泣き止ませるのにおすすめの方法を紹介します。有効なあやし方をいくつか解説するので、赤ちゃんがなかなか泣き止まず困っているときはぜひ以下の方法を試してみてください。
笑顔で優しく話しかける
赤ちゃんは家族の表情や声色などに敏感なため、パパやママが怒ると余計に泣き止まなくなることがあります。笑いながら優しく声かけをしてあやせば、赤ちゃんを落ち着かせられるでしょう。
体を包んであげる
新生児は、自分の体に何も触れていない状態を不安に感じやすく、泣いてしまうとされています。そのため、おくるみや毛布などで体を包んであげれば、安心して泣き止むことがありますよ。
お気に入りの音を聞かせる
ある音を聞かせると、ずっと泣いていた赤ちゃんがピタリと泣き止むことがあるといわれています。胎内の音や心音を再現した音やレジ袋をこする音など、赤ちゃんによってお気に入りの音は違うため、さまざまな音を聞かせてみましょう。
抱っこして安心させる
赤ちゃんは不安を感じていると泣いてしまうため、抱っこして安心させてあげましょう。抱っこするときは、赤ちゃんの頭を肘で支え、優しく抱きかかえるようにしてください。
赤ちゃんの耳がパパやママの胸に当たるように抱っこして、心臓の音を聞かせてあげるのもおすすめです。こうすることで赤ちゃんがリラックスし、泣き止みやすくなるといわれています。
リズムよく揺らしてあげる
ただ抱っこするよりも、少しリズムや揺れを与えた方が赤ちゃんは安心するといわれています。横にゆったりと揺れてみたり、軽いスクワットをしたりしてみましょう。
また、赤ちゃんをバウンサーに寝かせるのもおすすめです。バウンサーはパパ・ママが動かしたり、赤ちゃんが動いたりすることで揺れるベビーチェアになります。
抱っこをするのに疲れてしまったときや、家事をしたいときなどに活躍してくれるでしょう。また、バウンサーは軽量に作られているものが多く、持ち運びがしやすいのも嬉しいポイントといえます。
外に連れ出してあげる
外出すると赤ちゃんの気が紛れ、ピタッと泣き止むことがあるといわれています。軽くベランダに出て外気浴をしたり、太陽の光を浴びたりするだけでも効果があるでしょう。
ぐずる新生児をあやすときの注意点
ぐずる新生児をあやして泣き止ませるときには、いくつか注意しなくてはいけないポイントがあります。ここからはぐずる新生児をあやす際の注意点を解説するので、目を通しておいてください。
高い高いであやすのはNG
月齢3ヶ月に満たない新生児は、まだ首が座っていません。上下に高い高いをすると赤ちゃんが怪我をしてしまう恐れがあるため、注意しましょう。
強い力で揺さぶらない
新生児の首がしなるほどの力で赤ちゃんを揺さぶると、脳にダメージを与えてしまう恐れがあります。新生児を泣き止ませるときは赤ちゃんを優しく抱っこし、ゆらゆらと揺れるようにあやしましょう。
泣き止まないからと焦らない
ずっと赤ちゃんが泣いていると「近所に泣き声が聞こえるのでは」「早く泣き止ませないと」といった気持ちになりがちです。泣き声を聞くたびに焦ることで、パパやママの心がどんどん追い込まれてしまうでしょう。
生まれたばかりの新生児は喋って意思を伝えられないため、泣くのは当たり前のことです。「少しくらい泣いていても大丈夫」と気持ちにゆとりを持って、焦らず赤ちゃんと向き合うようにしましょう。
新生児がぐずる原因を知って対策を考えましょう!
新生児がぐずる原因は、おむつが汚れていたり眠かったりとさまざまです。なぜ新生児がぐずるのか原因がわかれば、どうやってあやせば良いかもわかってくるでしょう。今回紹介した新生児が泣く原因やおすすめのあやし方、注意点などを参考にして、赤ちゃんのぐずり対策を考えてみてくださいね。