コスパのよいチャイルドシートとベビーカーを探しているパパ・ママにおすすめなのが、Joieのトラベルシステムです。チャイルドシートとベビーカーが兼用になっており、あらゆるシーンで活用できます。今回はjoieのトラベルシステムのメリット・デメリットやおすすめ商品をご紹介します。
トラベルシステムとは?
そもそもjoieのトラベルシステムとは、どんな機能があるのでしょうか?まずは、トラベルシステムの概要をご紹介します。
ベビーカーとチャイルドシートがセットになった商品
トラベルシステムとは、ベビーカーにチャイルドシートを装着して使う使い方の総称です。欧米では主流の使い方で、多くのパパママがトラベルシステムで赤ちゃんとのお出かけを快適に楽しく行っています。近年では日本でもトラベルシステムの利用者が増えており、注目のアイテムとなっています。
トラベルシステム対応のチャイルドシートは、チャイルドシート以外にも、ベビーキャリー・ベビーバウンサー・ベビーチェアなど色々な使い方ができるのも特徴です。新生児に必要なアイテムをセットで揃えられることは、トラベルシステムの大きな魅力といえます。
退院のときから大活躍
トラベルシステムは、新生児期から幼児期にかけて使える便利なセットアイテムです。初めて赤ちゃんをチャイルシートに乗せる不安な退院の時も、トラベルシステムのチャイルドシートなら安心です。病室にチャイルドシートを持ち込むことができるので、落ち着いて赤ちゃんをチャイルシートに乗せることができます。チャイルドシートに乗せたらそのままベビーカーやお車へ。退院時に乗せ降ろしでバタバタせずにスムーズに帰宅できることも大きなメリットです。
病室に持ち込むことができるので、退院前からチャイルシートに乗せる練習もできちゃいます。
トラベルシステムを利用するメリット
トラベルシステムには、赤ちゃんとパパ・ママの負担を軽減できる便利なポイントがたくさんあります。ここからは、トラベルシステムのメリットを4つご紹介します。
赤ちゃんを乗せた状態で移動できる
トラベルシステムを使えば、「ベビーカー⇔自動車⇔自宅」の移動を赤ちゃんを起こさず行えます。また、それぞれの移動が簡単かつスムーズに行えます。
一般的なチャイルドシートは、赤ちゃんを降ろすときは一度抱きかかえる動作が必要です。ここでネックになるのが、赤ちゃんの体勢が変わった拍子に目を覚まして泣き出してしまうことです。しかし、トラベルシステム対応のチャイルドシートを利用すればチャイルドシートごと移動できるため、赤ちゃんを起こすことなく乗せ降ろしができます。
外出先で赤ちゃんを安全に寝かせられる
トラベルシステム対応のチャイルドシートは、室内ではバウンサーやベビーチェアとしての使い方もできます。自宅での使用はもちろん、外出先でも赤ちゃんをチャイルドシートに乗せた状態で寝かせておけます。
帰省先や旅行先、友人宅などでも赤ちゃんの居場所に困らないことは、トラベルシステム対応チャイルドシートのメリットといえるでしょう。赤ちゃんを安心して寝かせておける場所を確保できるからこそ、パパ・ママもリラックスしてお出かけを楽しめるようになります。
夏場でもシートが熱くならない
夏場は車内の温度が上昇するため、チャイルドシートが熱くなって座れなくなってしまうこともあるでしょう。トラベルシステムは持ち運ぶことを想定しているため、チャイルドシートを車内に設置しっぱなしという状況にはなりません。
空調の効いた部屋でチャイルドシートを管理できるので、外の気温に左右されることなく快適な温度で赤ちゃんを座らせられます。
単体で揃えるよりトータルコストが良い
バウンサー、チェア等の機能を兼ね備えたチャイルドシートとベビーカーがセットになったトラベルシステム。カトージオンラインショップでは、トラベルシステムセット割をおこなっているので、それぞれを単品で揃えるよりもトータルコストが良いです。
ベビーカーやチャイルドシートの相場は3万~8万円ほどですが、joieのトラベルシステムは4万円台から購入できます。
トラベルシステムのデメリット
メリットの多いトラベルシステムですが、人によっては使いづらいと感じる点もあります。購入後に失敗や後悔をしないためにも、デメリットを把握しておきましょう。
チャイルドシートを持ち歩く距離が長いと大変
座席位置が高いSUVタイプの車の場合はチャイルドシートを持ち上げる距離が長くなるため、背の低いママは大変かもしれません。
また、駐車場から玄関までなどの距離の長い持ち運びが億劫になった結果、チャイルドシートもしくはベビーカーのどちらかの使い方しかしていないというご家庭もあります。頻繁に持ち運びすることを想定している場合は、購入前に実際に手に取って確認してみるとよいでしょう。
シートベルトで毎回固定するのが面倒
トラベルシステムに対応したチャイルドシートを車に取り付ける際は、毎回シートベルトで固定する必要があります。チャイルドシート本体のみではISOFIX固定ができないため、乗せ降ろしに手間がかかるデメリットがあります。
車でのお出かけが多く、乗せ降ろしに時間をかけたくない人にとっては、不便に感じることも多いでしょう。
別売りのチャイルドシート用のベースがあればワンタッチで取り付け可能
ワンタッチでの取付けをしたい場合は、別売りのチャイルドシート用ベースを購入しましょう。チャイルドシート用ベースはISOFIX固定のため、お車への取付も難しくありません。
「i-Base」は「joieチャイルドシートGemm」に対応しています。また、「i-base lx2」は「joieチャイルドシートi-Snug2」に対応しています。
使用期間が短い
使用期間が短いことも、トラベルシステムのデメリットといえます。たとえば、「joie トラベルシステム2点セット 軽量コンパクトベビーカー ツーリスト」におけるチャイルドシートの使用対象目安は、生後12ヶ月以下です。対象年齢を過ぎたら、新しく買い替える必要があります。
とはいえ、お子様の成長に合わせてチャイルドシートを乗り換えるのは、安全に使うためには必要なことです。どのチャイルドシートでもいずれは買い替える必要があると想定しておけば、使用期間はそこまでデメリットには感じないでしょう。
買い替え時期が気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
《関連リンク》
チャイルドシートの選び方講座!タイプやサイズなどのポイントから乗り換え方法まで解説
カトージがおすすめするトラベルシステム4選
ここからは、joieのトラベルシステムに対応した商品を4つご紹介します。どの商品を購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
joie トラベルシステム4点セット
こちらは、ベビーカー・チャイルドシート・ベース・ジュニアシートがセットになった商品です。チャイルドシートを卒業したらジュニアシートに切り替えられるため、長期間使用できます。
ベースを車に設置しておけば、ワンタッチでチャイルドシートを設置できます。ISOFIXで固定することを想定している場合は、ベースとセットになった商品がおすすめです。
Litetraxセット
こちらは「Litetrax」がセットになった商品です。
「Litetrax」は片手でワンタッチで折りたたみ可能で、荷物で手が塞がっているときでも使いやすいです。タイヤの前後にサスペンションを採用していることも特徴で、振動を抑えながら移動ができます。
joie トラベルシステム4点セット【isofix対応】 最速2秒で折りたたみ 3輪ベビーカー ライトトラックス
ツーリストセット
こちらは「ツーリスト」がセットになっています。
「ツーリスト」の本体重量は5.9kgで、一般的なベビーカーよりも軽量になっています。また、ワンタッチで三つ折りに折りたためることも特徴で、省スペースでコンパクトに収納したい方にもおすすめできます。ベビーカーのハンドルには高級感のあるレザーが使われており、デザイン性を重視する方からも人気です。
joie トラベルシステム4点セット【isofix対応】 軽量コンパクトベビーカー ツーリスト
joie トラベルシステム3点セット
こちらは、ベビーカー・チャイルドシート・ベースがセットになった商品です。およそ3歳まで使用できるセットとなっています。ジュニアシートは赤ちゃんが成長してから選びたい方は、3点セットの購入を検討してみてください。
Litetraxセット
簡単に折りたためる「Litetrax」を購入したい方は、こちらのセットがおすすめです。
joie トラベルシステム3点セット【isofix対応】 最速2秒で折りたたみ 3輪ベビーカー ライトトラックス3DLX
ツーリストセット
こちらは、軽量なベビーカーの「ツーリスト」がセットの商品になります。
joie トラベルシステム3点セット【isofix対応】 軽量コンパクトベビーカー ツーリスト
joie トラベルシステム2点セット
こちらは、ベビーカーとチャイルドシートがセットになっている商品です。車を購入しておらず、カーシェアリングを利用しているというご家庭には、2点セットがおすすめです。
Litetraxセット
こちらの商品は「Litetrax」がセットになります。車の乗り降りが多い場合は、簡単に折りたためるベビーカーが便利でしょう。
joie トラベルシステム2点セット 最速2秒で折りたたみ 3輪ベビーカー ライトトラックス
ツーリストセット
こちらは「ツーリスト」がセットになった商品です。軽量なベビーカーを探している方は、ぜひ検討してみてください。
joie トラベルシステム2点セット 軽量コンパクトベビーカー ツーリスト
トラベルシステムのチャイルドシート着脱方法
ここからは、トラベルシステムに対応したチャイルドシートの着脱方法をベビーカー ライトトラックスを例にご紹介します。joieのトラベルシステムを初めて利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーカーへの取り付け方
joieのトラベルシステムのチャイルドシートを、ベビーカーへ取り付けるときの手順をご紹介します。
フロントガードのカバーを開ける
まずは、ベビーカーのフロントガードに巻き付いているカバーを開けます。
ベビーカーに固定する
次に、チャイルドシート本体をベビーカーに後ろ向きで設置してください。
チャイルドシートを押し下げる
チャイルドシートの底面をフロントガードに乗せて、カチッと音がするまでベビーカーを押し下げます。
ゴムストラップを固定する
しっかり固定できたら、ゴムストラップをスライドさせながら通して固定します。ゴムストラップを両側に取り付けられれば完了です。
ベビーカーとの取り外し方
ここからは、ベビーカーからチャイルドシートを取り外すときの手順をご紹介します。
ゴムストラップを外す
まずは、両サイドのゴムストラップを外します。
レバーを握りながらチャイルドシートを下に押し込み取り外す
その後、レバーを握りながらチャイルドシートを下に押し込み、ベビーカーから取り外します。これで取り外しは完了です。
車への取り付け方法
車にチャイルドシートとしてシートベルトで取り付ける手順は、以下のとおりです。
車にチャイルドシートとしてシートベルトで取り付ける手順
- 車の座席にチャイルドシートを後ろ向きにして置く
- シートベルトをバックルに差し込む
- 腰ベルトを本体のサイドガイドに差し入れる
- 肩ベルトを本体背面にあるリアガイドに差し入れる
チャイルドシートとして使う場合の詳しい取り付け方は、以下のリンクをチェックしてみてください。
チャイルドシートの正しい付け方とは?タイプ別の設置の仕方、装着のコツを徹底ガイド
joieのトラベルシステムを活用してお出かけを快適にしましょう
joieのトラベルシステムは、ベビーカーとチャイルドシートがセットになっており、赤ちゃんを乗せた状態で持ち運びができます。眠っている赤ちゃんを起こさずに乗せ降ろしができることは、多くのパパ・ママの助けになるでしょう。ただし、本体重量が重いため人によっては使いづらさを感じることもあります。あらかじめ、メリット・デメリットをきちんと把握しておきましょう。
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