赤ちゃんを迎える際はたくさんのベビー用品が必要になりますが、すべて新品で揃えると高額になることも考えられます。そのため「一部はレンタルで対応した方が良いのではないか?」と考えている方もいるかもしれません。ベビー用品をレンタルするメリットはいくつもありますが、「購入すればよかった」と後悔するパパママもいます。そこで今回は、レンタルしてよかったものや購入したほうがよいものを解説していきます。
レンタルのメリットは?借りたほうがお得なケース
まずは、ベビー用品をレンタルするほうがお得なケースついて解説します。これからベビー用品を揃える方は、ぜひチェックしてみてください。
限られた期間しか使わない
ベビー用品には、新生児期などの限られた期間にしか使わないグッズが数多く存在します。移動手段が車である場合や徒歩である場合など、生活スタイルによってはあまり使わないベビー用品もあるでしょう。
限られた期間にしか使わず保管場所に困るようであれば、レンタルを利用するのがおすすめです。必要なときだけレンタルをし、使い終わったら気軽に返却できます。
里帰りなどの都合で2つ必要
里帰り出産の場合は、同じベビー用品を自宅用と実家用に2つ用意するケースもあるでしょう。同じものを2つ持っていてもいずれは不要になるため、1つはレンタルで対応するのがおすすめです。
たとえば、自宅用は購入して実家用だけレンタルすれば、余計にものを増やすこともなくなります。また、レンタル品を実家に直送し、自宅に戻る前に返却すれば、行き帰りの荷物をコンパクトにできます。
赤ちゃんが気に入るかわからない
ベビー用品を購入したけれど、赤ちゃんが気に入らなくてほとんど使わなかったというのはよくあるパターンです。そのほかにも、使用感がイマイチで使いづらかったと後悔するパターンもあります。
購入後の後悔をなくすためには、レンタル品で使い心地を試してみるのもおすすめです。レンタル業者によっては1週間ほどの短期間からレンタルできる場合があるため、その期間に赤ちゃんが気に入るか試してみましょう。実際に使ってみてから購入を決断しても、遅くはありません。
使い終わったあとの処分に困らない
サイズの大きいベビー用品は、使い終わったあとの処分が大変です。粗大ごみとして捨てる場合は、各自治体のルールに従い自分で処分する必要があります。手間と時間がかかるうえに、処分する際は費用もかかってしまいます。
そうした処分が大変なベビー用品は、レンタルで済ませるのもおすすめです。使用期間が過ぎたらレンタル業者に送り返すだけのため、自分で捨てるよりも負担を軽減できます。
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ベビー用品メーカーである当社スタッフが、検品した商品をお貸出ししています。赤ちゃんの安全にこだわりたいお客様にご安心いただけるレンタルサービスとなっております。
詳しいレンタル商品の取り扱いについては、こちらをご確認ください。
レンタルしてよかったベビー用品
ベビー用品は、購入とレンタルの見極めが難しいです。具体的にどのようなベビー用品をレンタルすればよいのか、知りたい方も多いでしょう。ここからは、子育て中のパパママがレンタルしてよかったと感じたベビー用品をいくつかご紹介します。
ベビーベッド
ベビーベッドは大きいベビー用品のため、使い終わった後の処分が大変です。最長24ヶ月まで使用できる商品が多いですが、1歳前に卒業するケースもあります。
レンタルする際は、部屋に置いたときのサイズ感や、自身の身長とマッチしているかなどを確かめておきましょう。
カトージでは、ベビーベッドのレンタルを9泊10日から12ヶ月までの5つのプランでご用意しています。気に入った商品については延長も可能ですので、ぜひ利用してみてください。
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ベビーバス
ベビーバスは新生児期しか使用しないため、レンタルを選択するご家庭も少なくありません。ベビーバスは安価で購入できますが、プラスチック製のタイプだとコンパクトにできずに収納に困る可能性があります。
購入してすぐに処分してしまうのは手間になってしまうため、新生児期しか使わないベビーバスはレンタルがおすすめです。
ベビースケール(乳児用体重計)
母乳育児の場合は、授乳量をチェックするためにスケールを使用することがあります。赤ちゃんの成長がわかる便利なグッズですが、スケールを使用する期間は母乳育児が軌道に乗る1ヶ月~3ヶ月までが一般的です。短期間のためにわざわざ購入するのはもったいないと感じるのであれば、レンタルを利用してみましょう。
また、母乳育児をするつもりで出産前にスケールを用意したけれど、出産後にミルク育児へ切り替えるケースもあります。「せっかく用意したのに使わなかった」と後悔しないためにも、スケールの必要性は出産後に判断することをおすすめします。
バウンサー
ゆらゆらと揺れて赤ちゃんをあやすバウンサーは、子育ての負担を軽減させる便利なグッズです。しかし、すべての赤ちゃんがバウンサーで一人遊びをしてくれるわけではありません。赤ちゃんによってはバウンサーに乗ることを嫌がるケースもあります。購入後に後悔しないためにも、短期間だけレンタルして赤ちゃんが気に入るか試してみてください。
お宮参りの晴れ着
一度しか着用しないお宮参りの晴れ着も、レンタルで済ませるご家庭が多いといえます。一般的に、晴れ着を新品で揃えると3万~5万円程度かかりますが、レンタルなら5000~2万円程度で一式揃えられます。
また、レンタルであればお宮参り後にそのまま返却が可能です。クリーニングや保管の手間がかからないことも、晴れ着をレンタルするメリットです。
購入したほうがよいベビー用品
ベビー用品の中には、レンタルより新品を購入した方がよいものも存在します。レンタル後に後悔しないためにも、自分で購入するべきグッズを把握しておきましょう。
抱っこ紐
抱っこ紐は、新生児期から2歳ごろまで使用するのが一般的で、ほかの育児グッズと比較しても長期間使用します。長くレンタルをしていると費用も高額になるため、自分に合った商品を購入することをおすすめします。
また、抱っこ紐は赤ちゃんの肌に直接触れるもののため、レンタル品だと衛生面が気になるという理由もあります。抱っこ紐は使用頻度が高いため、自分で購入したとしても後悔する可能性は低いでしょう。
ハイチェア
ダイニングテーブルを使っているご家庭では、パパママと同じ高さで食事できるハイチェアが便利です。ほとんどのハイチェアは子どもの成長に合わせて高さを調整できるため、レンタルではなく自分で購入した方がお得です。
ハイチェアの対象年齢は5歳までと定めている商品が多いため、最長5年は使用できます。長期間レンタルをすると費用が高くなってしまうため、長く使える商品を購入した方がお得です。
おむつ用ごみ箱
おむつ用のごみ箱は、一般的なごみ箱よりも匂いをシャットアウトしてくれるため、ご家庭に1つは用意しておきたいグッズです。おむつ用のごみ箱はレンタルも可能ですが、衛生面を考えると新品を購入した方が安心です。また、おむつが取れるまでの期間は毎日活躍することも購入した方がよい理由です。
ただし、里帰りなどで一時的に必要な場合は、レンタルを検討してもよいでしょう。
生活スタイルによって購入するか考えるベビー用品
ベビー用品は、生活スタイルによっても使用頻度が変わってきます。使用頻度が低いものはレンタルで対応した方が便利なため、ご家庭の状況に合わせて判断しましょう。ここからは、生活スタイルによって購入すべきか考えるベビー用品をご紹介します。
チャイルドシート
チャイルドシートは、車でお出かけする頻度によって必要性が変わってきます。普段から車で出かけることが多いご家庭では、長く使えるチャイルドシートを購入した方がお得です。 一方、車を使用するのは年に数回で、普段はベビーカーなどを利用しているご家庭ではレンタルをおすすめします。せっかく購入したのにあまり使わなかったと後悔しないためにも、車の使用頻度に合わせて購入を検討しましょう。
カトージでは、チャイルドシートのレンタルを1週間から6ヶ月の6つのプランでご用意しています。車をあまり使用しないという方は、ぜひ利用してみてください。
ベビーカー
ベビーカーは、生活スタイルによって使用頻度が変わってきます。徒歩でお出かけすることが多いご家庭では、ベビーカーの使用頻度が高くなるため購入した方がお得です。 一方、車移動が多いご家庭では、チャイルドシートと抱っこ紐だけで対応できるケースも多くなるでしょう。
最近では、旅先でベビーカーの受け取りと返却が完了する便利なサービスもありますので、旅先やお買い物中に必要になった際は、ぜひ利用してみてください。
カトージでは東京エリア3箇所(丸の内・銀座・浅草)でレンタルサービスを実施しています。(2023年4月現在)お出かけの際に必要な場合はぜひご利用ください。
ベビー用品のレンタルで後悔するパターン
メリットの多いベビー用品のレンタルサービスですが、場合によっては購入しておけばよかったと後悔するケースもあります。ここからは、ベビー用品のレンタルで後悔するパターンを4つご紹介します。
使用期間が長くなり高額になった
ベビー用品のレンタルでありがちなのが、使用期間が長くなり費用が高額になるパターンです。ベビー用品のレンタルは、レンタル期間が長くなるほどに費用がアップします。そのため、長くレンタルをしていると購入した方が安上がりだったと後悔するケースがあります。 長く使用することが初めからわかっている場合は、自分で購入した方がお得に使用できます。
下の子が生まれてもう一度必要になった
一人目の子育て期間はレンタルで対応し、その後すぐに二人目が生まれたというケースもレンタルで後悔する典型的なパターンです。一人目の子育て期間はレンタルで安く済ませられても、二人目のときにもう一度レンタルするとかえって購入するよりも費用がかかってしまう可能性もあります。
二人目・三人目の子育て計画によっては、長く使用することを踏まえて購入を選択した方がよいでしょう。
希望の商品がレンタルできなかった
レンタル業者にストックしてあるベビー用品は数に限りがあるため、必ずしも希望する商品がレンタルできるとは限りません。希望の商品があったのに貸し出し中でレンタルできなかったと後悔するパパママも存在します。
そうした後悔をなくすためにも、人気商品をレンタルする場合は早めに申し込みを済ませることをおすすめします。
傷や汚れが気になる
レンタル品は、新品とは限らないため、商品によっては傷や汚れが気になる場合があります。貸出前にはレンタル業者で検品やメンテナンスをしているため、ボロボロの状態で届くことは滅多にありませんが、新品同様とはいきません。
人によっては、傷や汚れが気になって気持ちよく使えなかったと後悔するケースもあります。
ベビー用品のレンタルで後悔しないためにチェックすること
最後に、ベビー用品のレンタルで後悔しないためにチェックするポイントを4つご紹介します。ベビー用品のレンタルを予定している方は、ぜひチェックしてみてください。
使用期間
費用面での後悔を避けるためには、あらかじめ使用期間を確認することが大切です。目的のベビー用品を使用する期間がどれくらいなのかリサーチし、使用期間に応じたレンタルプランを選びましょう。
また、どんなレンタルプランがあるのか確認することも、後悔を避けるための重要なポイントになってきます。長くレンタルしたくなったときに備えて、延長ができるのかも確認しておくと安心です。
レンタル品の状態
レンタル品は新品ではないため、傷や汚れがある場合があります。レンタル後に後悔しないためにも、レンタル品の状態がご自身が許容できる範囲なのか確認をしましょう。
レンタル品の状態は実際に目で見て確認するのが一番ですが、ネットなどでレンタルする場合は口コミが参考になります。
組み立てや使い方など、使用時のサポート体制
ベビー用品をレンタルする際は、使い方などが分からなくなったときのサポート体制についても確認しておきましょう。組み立て方や使い方が分からない状態で使い続けると、事故や破損などのトラブルに発展する可能性があります。安全に使うためにも、サポート体制が手厚いレンタル業者を選びましょう。
カトージのレンタルサービスでは、レンタル期間中は組み立てや使い方など使用に関するご質問に関しても直接お問い合わせが可能です。製造しているメーカーに直接問い合わせやサポートを受けられる点も、その他のレンタルサービスにはない安心のポイントといえます。
汚したり破損したりした場合の対応
ベビー用品は子どもが使うもののため、汚してしまったり破損してしまったりする可能性があります。そうした場合の対応や保証についても、あらかじめ確認しておきましょう。
レンタル業者によっては、通常使用の範囲内での汚れや破損に関してはクリーニング代や修理代を請求されない場合もあります。高額な弁償代を請求されて後悔しないためにも、万が一の対応を確認しておくと安心です。
後悔しないためにベビー用品のレンタルは慎重に検討しましょう
ベビー用品のレンタルは、「節約につながる」「収納や処分に困らない」といったメリットがありますが、購入した方がお得なケースもあります。レンタル後に後悔しないためにも、使用頻度や使用期間を十分に検討してからレンタルするか判断しましょう。